介護リフォーム

介護リフォームの目的

 ●高齢者や被介護者が生活しやすい家にする

介護リフォームの大きな目的は、できるだけ自分の力で高齢者や被介護者が行動・生活できるようにすることです。

その為には現在住んでいる家を見直す必要があり、
高齢者や被介護者にとって

＊移動に支障がある
＊危険な場所がある

この様な場所があればリフォームすることが大切です。

 リフォームのポイントは、日常生活に必要な行為・動作をスムーズに行える。例えば外出時・入浴時・排泄時・就寝時・何気ない部屋から部屋への移動といった行為に対し、
■転倒しないように滑りにくい床にする
■つまずいて転倒しないように段差をなくす
■高齢者・被介護者が使いやすく、また介護者も介護作業がしやすい様なトイレにするなどが挙げられます。

●見逃しがちな介護者の負担を軽くする住宅にする
ついつい高齢者・被介護者に目が行き、結構負担の多い“介護者”が二の次になるケースが多々あります。

しかし介護リフォームには、高齢者・被介護者と共に介護者の負担を軽くするという目的もあります。高齢者・被介護者ができるだけ一人で作業ができれば、介護者の負担も軽減します。

また介護者の介護する場所が広ければその分ストレスもかなり軽くなることになるでしょう。
介護には肉体的な負荷と同じくらい精神的な負荷も掛かることから「負担軽減」は前向きな生活を生み出す第一歩になると考えます。